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救命救急センターでは、生命の危険にさらされているような緊急性の高い患者様に対する治療と看護を、24時間体制で提供しています。ICU(集中治療室)が10床、HCU(高度治療室)が10床で、急性期の患者様を担当します。ICUの超急性期が終わったらHCUにおいて状態を安定させ、その後一般病棟に移っていただくという流れです。救急隊からのホットラインが鳴ると、センターには一気に緊張が走ります。また院内急変で突然こちらに入室されることもあります。私たちはいつ呼ばれても最善の努力をするべく、常に動ける態勢を整えています。
ただ、ホットラインが鳴るのは1日に多い時で5回程度。平均すれば2、3回で、鳴らない日もあります。いつもハードわけではなく、患者様の精神面のケアや合併症の予防なども含め、通常のさまざまな看護にゆとりを持って取り組んでいます。
横須賀共済病院は、神奈川県南部の中核病院としての役割を担い、救急車を持ち、三次救急まで対応する総合病院です。
時には看取らないといけない命に出会うこともあり、病院が担う役割や救命救急センターが持つ責任の重さを改めて感じます。突然救急車で運ばれた患者様とご家族の不安はとても大きく、また重篤な患者様も多いため、ご家族を支えるケアにも最大限の配慮が必要です。例えば「足浴を一緒にやりましょう」「体拭きをやりませんか?」などとお誘いしたり、エンゼルメイク(死化粧)にご家族にも入っていただくなど、さまざまな試みを行っています。
当院では地域の基幹病院として高度な医療を提供している反面、その宿命として超急性期のケアやターミナル的な要素も兼ね備えた看護が必要とされます。こうしたあらゆる意味でのケアに、スタッフ全員が積極的に、自信を持って取り組んでくれていることをとても嬉しく感じています。
救命救急センターでは、通常の院内研修に加えて独自のステップアップ・プログラムを導入しています。新人教育はチーム全体で支援し、1年かけて基本技術を学び、およそ3年後を目途に、救急患者様に対応する第一線の介助につけるようにします。中途採用の方は自分が今どのステップにいるかを確認し、プログラムの途中からスタートすることも可能です。
また資格取得などスキルアップのための学習に対しては、勤務時間の調整を優先的に行います。長期研修が必要な際も、給与の保証など病院としての支援体制が整っており、学習意欲が高い方にはとても働きやすい環境だと思います。また休みについても心配はいりません。夏と冬の長期休暇もスタッフ全員が取り、オンとオフのメリハリをつけ、クラブ活動にも参加するなどプライベートを楽しんでいます。世間のイメージより時間外労働は少ないと思いますので、ママさんナースの方も安心してチャレンジしてください。